令和4年8月1日~3日にわたり、住吉祭が催されました。新型コロナ感染防止を踏まえ、開催規模は縮小されたものの、荘厳かつ優雅で、活気に満ち溢れ、コロナ禍の退散と皆様のご多幸を願うものでした。
☞この様子は9月4日午後3時からKRY山口放送で「日本の祭り2022」にて放映されますので、ぜひお見逃しなく。
ここからは住吉祭をダイジェストします。
8月3日、まずは御船の出発です。
松屋 繁さん(97歳)、75年間にわたり現役で御船謡の保存と後人育成にご尽力いただき、本当にありがとうございました。
一方、御神輿も同時期に出発し、市中を回ります。
そして、おんな神輿も合流し、祭りを華やかに盛り上げます。
御神輿・御船・おんな神輿のそれぞれが市中を巡り、その道中で勢揃いした瞬間です。熱気に溢れ、とても感動的でした。
祭りの大取は、御神輿のお上がり。
市中を廻った御神輿が最後に住吉神社へ戻ってきます。でも神様はまだ市中の民と触れ合いたいと、本殿に中々入ってくれません。そのため御神輿は大鳥居と本殿の間を何度も往復し押し合います。まさに神様と担ぎ手の攻防です。
何とか神様を申宥め本殿へお上がりいただき、その後、御霊移しの儀が恭しく執り行われ、住吉祭が無事に閉幕しました。