文化財

国指定 旧萩藩御船倉(おふなぐら)

慶長13年(1608年)、萩城築城後まもなく建てられたといわれる藩主の御座船や軍船を格納した船蔵。奥行き27メートル、間口8.8メートル、両壁と奥壁を安山岩で築かれています。屋根を葺いた旧藩時代の船倉としては全国唯一の遺構で、国の指定史跡です。

萩市大字東浜崎町
TEL:0838-22-0133(浜崎しっちょる会・旧山村家住宅)
開館時間:外観のみ見学自由
※内部見学は旧山村家住宅へお問い合わせください。
定休日:毎週水曜日、盆、年末年始

旧小池家土蔵

江戸時代の後期に建てられ、約200年近くも利用されています。浜崎住吉祭りに関する「御船山車(おふねだし)」や「猿田彦面山車(さるたひこめんだし)」など、祭礼道具が展示されています。

萩市大字浜崎町
TEL:0838-22-0133(浜崎しっちょる会・旧山村家住宅)
開館時間:外観のみ見学自由
※内部見学は旧山村家住宅へお問い合わせください。
定休日:毎週水曜日、盆、年末年始

旧山中家住宅

浜崎町並み交流館。浜崎の典型的な町家。2階が高いのが、昭和初期の特徴です。明治~昭和初期の商いや生活の様子が分かる数多くの品が残されており、室内に一般公開されています。
ガイドが常駐しておりますので、浜崎のことなどご不明な点はお気軽にお尋ねください。

萩市大字浜崎町
TEL:0838-22-0133(浜崎しっちょる会)
開館時間:9:00~17:00
定休日:毎週水曜日、盆、年末年始

旧山村家住宅

江戸時代後期に建てられた、2棟の主屋、土蔵、離屋からなる大型の町家。施設内では、山村家をはじめ、浜崎の旧家に伝わる品々や浜崎に関する資料を展示するなど、浜崎の情報発信の拠点となっています。
ガイドが常駐しておりますので、浜崎のことなどご不明な点はお気軽にお尋ねください。

萩市大字浜崎町77
TEL:0838-22-0133(浜崎しっちょる会)
開館時間:9:00~17:00
定休日:毎週水曜日、盆、年末年始

景色

菊ヶ浜の夕陽

沖に見える萩の島々を背景に輝く夕陽は絶景です。菊ケ浜は夏は海水浴場としても賑わいます。

鶴江の渡し

浜崎地区と鶴江地区の間には橋がなく、歩くと20~30分かかります。そのため、鶴江の渡しは鶴江台と浜崎を結ぶ渡し舟として現在も市民に利用されており、無料で乗船することができます。

【運航時間】
①7:00~11:00 ②13:00~15:00 ③16:00~18:00
※天候不順(強風等)の際は運休となります。その際は鶴江側に赤い旗が掲げられます。

しらす天日干し

毎年、春・秋の時期にだけ見ることができる浜崎の名物風景。この季節は、海沿いに出来るだけ風通しを良くして、天日で乾燥させてから作られる萩の特産品です。

四季の行事

5月

浜崎伝建おたから博物館

古い町並みを歩きながら、開放された旧家に展示された代々伝わるお宝をご覧いただけます。浜崎ガイドツアー、スタンプラリー、地元特産品販売などが楽しめます。

8月

萩・夏まつり花火大会

住吉神社下の日本海を望む美しいロケーションでの花火は圧巻です。

8月

神輿御神幸(みこしごじんこう)

住吉祭礼は万治2年(1659年)に始まりました。以来、祭りの期間には御神霊を神輿に還して「上荷組(うわにぐみ)」の担ぎ手により、市中を巡ります。8月3日の深夜に帰社し、神輿を拝殿に納める際の「おあがり」は勇壮で、多くの見物客が集まります。

8月

御船巡行(おふねじゅんこう)

夏の盛りの8月3日、浜崎出身者により継承される「地謡組(じうたいぐみ)」を乗せた御船山車(おふねだし)が、「御船謡(おふなうた)」を演唱しながら市内を巡行します。御船謡は山口県無形民俗文化財に指定されています。

10月

御船倉コンサート・寄席

国指定史跡「旧萩藩御船倉」にてコンサートや寄席が行われます。

12月

浜崎朝市

新鮮なお魚や野菜、加工品が大集合。 炭火焼き干物付き朝ごはんは大人気。

2月

萩城下の古き雛たち

およそ800体のお雛様が展示されます。浜崎で受け継がれてきたお雛様や、「ほうこさん」と呼ばれる市松人形も展示されます。