萩市浜崎にある住吉神社では、毎年8月4日、この日限りの行事で拝殿前に大きな茅の輪が設置されます。
先ずは、中央から茅の輪をくぐり左へ反時計回りに回り、再び中央から茅の輪をくぐり右へ時計回りに回ります。
このように8の字を3周し、無病息災を願う、昔ながらの習わしがあります。
特に、新型コロナウイルス感染拡大をはじめ、今年の夏は、6月から35度近くの猛暑日の為、熱中症、無病息災を願わずにはいられないご時世でもあります。
うかつに触れると切り傷になる程の鋭い葉のカヤには、生命を授かる祈りを込め、青々とした、刈りたての茅の香りにも、何だか大自然の中にいるかのようなリラックス効果があるような気がします。
まだまだ続く猛暑の夏を乗り切る為にも、是非とも、浜崎・住吉神社の災難除け “ 茅(ち)の輪(わ)くぐり ” へ、足をお運びくださいませ。